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御津町商工会

㉔ 石堂野遺跡

79-2.jpg昭和61年開校の県立御津高校の造成予定地の事前調査により遺跡の存在がわかり、発掘に調県査による記録保存が60年6~8月に県埋蔵文化財センターによって行われました。
調査で竪穴住居13軒、掘立柱建物2軒、竪穴状遣構1基、柵状遺構1~3列、溝2条、土拡1基が検出されました。遣構はその出土遺物によりⅠ期(弥生中期)、Ⅱ期(7世紀中葉~8世紀後半)Ⅲ期(15世紀後半~16世紀前半)、Ⅳ期(17世紀)の4期に分れます。
この折、高坂遺跡(茂松城跡麓)予備調査も行われ、6世紀末~7末世紀初期の数百点の土師器(須恵器は数十点のみ)が出土しました。

       みと歴史散歩❷古道に沿って 平成12年2月発行より